【ゲーム感想】2023年やったゲームまとめ

◯ディスコエリジウム(Switch)

【ゲーム感想】ディスコ エリジウム(2019)|記憶喪失刑事の自己再生追体験 - HIGHANDDRY

 

ホグワーツ・レガシー(PS5)

【ゲーム感想】ホグワーツ・レガシー(2023)|魔法ワールドの再現度は文句無しのクオリティだけど…… - HIGHANDDRY

 

ゼルダの伝説 ティアーズ・オブ・キングダム(Switch)

DLCきたらまとめて書こうかなと思ってたら、気づいたら開発から出さない宣言が出されていたみたい。

『時オカ』に対する『ムジュラ』みたいに、前作『ブレワイ』と同じシステムを使った応用編みたいな形で、似ているようで全く違うゲーム体験を見せてくれるところに任天堂の底力を改めて感じさせられる。特に、空を舞台にした作品だということを全面に押し出しながら、蓋を開けてみたら全く宣伝に含まれていなかった同じくらいの広さの地下マップが存在しているというのに度肝を抜かれた。タイトルに偽りなく『ゼルダの伝説』と言える物語になっているストーリーも良くて、主人公でこそないが強烈なインパクトを残す立ち位置にゼルダがいたのも良かった。

ただ、やっぱり『ブレワイ』の鮮烈な衝撃を覚えているので、どうしても比較すると凄いゲームをやってるなというインパクトは少なくなってしまったかなぁという印象はあった。クオリティ自体は間違いなく向上しているんだけど、ムジュラほどシステムの根底が変わっているわけではないので、あくまで亜種という感じが強かったかもしれない。

 

ピクミン4(Switch)

【ゲーム感想】ピクミン4(2023)|今一番”ちょうどいい”ゲーム - HIGHANDDRY

 

 

◯7 Days to End with You(Switch)

【ゲーム感想】7 Days to End with You(2022)|言語を理解するというパズルゲーム - HIGHANDDRY

 

 

◯ Ghostwire:Tokyo(PS5)

サイコブレイク』なんかのタンゴ・ゲームワークス製作の作品で、ずっと気になっていた一作。

妖怪をテーマにしてはいるが、ホラー感はほぼなくスタイリッシュ除霊バトルみたいな内容。時空がゆがむ描写なんかは『サイコブレイク』を彷彿とさせるところもあり。渋谷をモデルにしたマップはディティールの細かさが素晴らしく、日本の都会らしいごみごみとした風景は本当に街を歩いているようで、ふらふらしているだけでも楽しかった。

操作感はシンプルで分かりやすいが、逆に言うと戦いでやれることはそれほど多くなく、敵の種類も少ないし、メインウエポンの3種の呪文(弾数の多い風属性=ハンドガン、拡散性の高い水=ショットガン、爆発する炎=グレラン)の使い分けだけではちょっと飽きる。これが一本道のゲームだったらそこまで気にならないんだろうけど、オープンワールドで隅々まで探索しようとなるとそこの単調さが目に付いてしまう。

後、一部の雑魚敵……具体的に言うとてるてる坊主と道路を泳ぐ人魚みたいなやつだが、そこまで登場頻度は高くないものの道端で不意に出てくる上に、マップの都合上ビルの隙間とかの障害物の向こうに入り込みやすく、地形を無視してちょこまか動くの攻撃が当てにくく、体力も多くてやたらと戦闘が長引くのがストレスだった。

PS5のローンチタイトルだし技術的にも発展途上なところはあったのかもだが、手放しに良作とは言えない感じではあった。

 

◯ ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON(PS5)

【ゲーム感想】ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON|初めてロボットものにハマった - HIGHANDDRY

 

 

スーパーマリオブラザーズ ワンダー(Switch)

マリオといえば64から入った世代なので横スクロールにはあんまり馴染みがなく、手を出しては途中でやめてしまうことが多かったんだけど、初めてクリアまでこぎつけた。

全6コースで結構な数のステージがあるが、全部に違ったギミックが用意されているのが驚異的で、任天堂の看板タイトルたる気合の入りようを見せつけられた。毎回違った攻略法が求められるので、新しいステージに行くたびにワクワクさせられるのがうれしい。

気になったのは、ボスキャラクターがクッパJr.クッパしかいないところで、ステージはバリエーションに富んでいるのにこちらは物足りなさが残った。コースによってはボスがおらずイベントだけで終了というところも多く、ややメリハリに欠けた。まあ、初代からしてボス戦なんてあって無いようなものだったしそういう伝統なのかもだが、個人的にはコースごとの個性的なボスみたいなのはいてくれた方が嬉しい。

後、おしゃべりフラワーは普通に邪魔でした。

 

◯ Demon's Souls(PS5)

AC6の流れで、いわゆる「ソウル」系のゲームに興味が出たので、PSplusのカタログにあったこちらをやってみた。…といっても今作はあくまでフロムソフトウェアが作ったPS3版『Demon's Souls』のリメイク版で、製作はアメリカの別会社が主導しているみたいだが。

難易度は高めだが死にゲーというほど理不尽ではなく、しかし死ぬとお金兼経験値のソウルをその場に落っことしてしまうというシビアさが絶妙な難易度。動作のもっさり感は若干気になるが、そこも加味して戦うのがちょうどいい難しさになっていた。

ボスで言うと唐突に2体現れるマンイーター、ステージで言うと崖際で骸骨剣士や死神などの強力な雑魚敵と連戦を強いられる嵐の祭祀場の2番目のステージに苦戦させられた。

 

スーパーマリオRPG(Switch)

SFC版のリメイク。基本的には原典に忠実で、グラフィックを向上させつつ元の良さは失っていない感じ。通常攻撃を成功させると範囲攻撃になったり、新しく追加されたゲージ技で大ダメージや回復、バフを狙えたりと、戦闘面ではこちらが有利になるような仕掛けが増えていて快適だった。ずんぐりしたマリオのキャラデザは最初どうなんと思っていたが、すっとぼけ感が強くてこれはこれであり。まだピーチやクッパもキャラ付けが乏しい頃だったからなのか結構言動が幼いところがあるが、そういうところも加味してか、レベルアップ画面でチームメンバーが踊る演出はじめ、全体的に可愛らしい感じになっているのが平和で良かった。

気になったのは、たまに要求されるフィールド画面でのアクション操作で、斜めからの固定俯瞰視点に加えて、マリオ自体もそこまで柔軟に動けるわけではないので、狭い足場を飛び移る場面とかは思った通りに動けずストレスを感じるところも。これは原典もそうだったので忠実に再現した結果と言えるが、30年近く前のゲームなんだしそこはもう少し改善は欲しかったかな。

 

 

そんなに沢山やったわけではないが、ベストを選ぶとしたら

◯ディスコエリジウム

ピクミン4

アーマードコア6

の三本かな。どれも今まで触れてこなかったタイプで、斬新な面白さがあった。ゲーム好きではあるけど、結構趣味が偏ってた自覚はあるので、今年も色々と手を出してみたい。